約 2,211,138 件
https://w.atwiki.jp/nobunagasouzou/pages/11.html
ボス攻略 ボス攻略ボス1 ボス2 ボス1 攻略情報1 攻略情報2 ボス2 攻略情報1 攻略情報2
https://w.atwiki.jp/shiftup_rpg/pages/25.html
攻略チャート一覧 攻略チャート(簡易版) 各攻略チャート一覧 攻略チャート1 開始~裏山~山あいの村(リンと話す)~北西の町(マゼンダ加入) 攻略チャート2 神殿の町~旅人の宿~東の塔(塔の鍵)~神殿の町(テミ加入)~東の塔(vsマッドルーラー) 攻略チャート3 山道(リン加入)~小さな村~帝国 攻略チャート4 旅人の砦~西の洞窟(vsレッドデーモン)~小さな村~山あいの村(ストックと話す)~北西の町 攻略チャート5 帝国の城~風の塔① 攻略チャート6 港町(vsクラーケン)~船の入手~謎の小屋~竜王の城 攻略チャート7 森の大陸①~エルフの里~森の城~エルフの里~砂漠の町~謎の小屋 攻略チャート8 南極の台地~砂漠の町~帝国の城~山あいの村(リン以外で村長と話す)~帝国(vs水機) 攻略チャート9 エルフの里(宝玉の詳細)~闘技場の町~光と闇の洞窟(vs洞窟の魔人)~宝玉を帝国に届ける 攻略チャート10 帝国(化物を召喚)~北西の町(新武器店が追加)~南極の台地~風の塔②(vs風の鳥)~風の鳥に乗る 攻略チャート11 砂漠の町(武器と防具の店が追加)~砂漠の城(書物庫の鍵)~書物庫~砂漠の城(vsクラフトメイジ) 攻略チャート12 忘れられた村(クリア前)~息吹の火山~ゲームクリア→帝国の地下へ飛ばされる。 攻略チャート13 忘れられた村(クリア後)~飛翔の部屋~闇のダンジョン 攻略チャート14 はぐれの森 攻略チャート15 業火の迷宮 攻略チャート16 北極① 攻略チャート17 北極② 攻略チャート18 竜王戦 皆さん分かるところでも埋めてくれれば助かります! なお、攻略チャートを作る際、前の番号から順々に改正致しますようご協力お願いします。
https://w.atwiki.jp/meipuru2/pages/11.html
ボス攻略 ボス攻略ボス1 ボス2 ボス1 攻略情報1 攻略情報2 ボス2 攻略情報1 攻略情報2
https://w.atwiki.jp/zionakasato/pages/5.html
一応メインです。攻略サイトですしね。 何を攻略するかは気分次第な上、攻略するジャンルに統一性はないと思います。 それでも基本はRPG(ダンジョンRPGなど含む)の攻略が多いと思います。 うちのサイトの方針として、「他のサイトでは攻略情報がないもの」を基本的に扱います。 なので、どんな適当で役に立ちそうにないことしか書いてなくても、他の攻略サイトがある場合 攻略情報を載せることは早々ありません。その点ご理解の上ご利用ください。 やりこみは攻略じゃないのでガンガンやります。 TRogue Akasin様作のRogueLikeのゲームだそうです。 実を言うと僕ってRogueの類を一切やったことが無いんですよね… なので、不思議なダンジョンシリーズの経験を生かしてプレイさせていただきました。 CardWirth 全てのシナリオ作者様に一切の許可無くやってます… なのでいつ無くなるか僕自身でも予測不能なページです。 最悪自分もシナリオ作ってからやるべきだったのだろうか… つーか明らかにだんだんレビューみたいな感じになってきた。 シルフェイド幻想譚 Smoking Wolf様のRPG作品です。 色んな所でレビューされてますので結構有名な作品ですね。 本当にありがとうございます。 Marsenary Y.ABE様のカスタマイズ3DSTGです。 知ってる人は知っているけど、知らない人はプレイしてみましょう。 慣れるまで時間がかかるので苦労するでしょう。 StarGazer(やりこみ) rxo様のRPGです。 「星をみるひと」というFCソフトのリメイクらしいです。 戦闘時の能力やアイテムの管理などはSaGaっぽいです。 魔神器物語 ryu様作成のRPG(ウディタ製)。 難度がそれなりに高いですが、親切設計なので手軽に遊べる。 というか、これが難しいと言っていると、RogueもAMゲームも遊べない。 Stranded2 無人島サバイバルFPS。このHP初の海外ゲームです。 当然のように、言語が日本語ではないですが、分かるようにしていきます。 あと、攻略情報の一部にはStranded2@wiki様の情報もあります。
https://w.atwiki.jp/demonssouls/pages/14.html
攻略情報TOP アイテム情報 モンスター情報 サブカテゴリ ピカピカの木 黒いファントム 結晶トカゲ ここを編集
https://w.atwiki.jp/pawa13/pages/51.html
彼女攻略 共通事項(彼女攻略) 彼女攻略のメモ 姫野カレン 藤乃なつき 三条院麗奈 須神絵久 森野木乃葉 【TOP】
https://w.atwiki.jp/mirakurunikkikoryaku/pages/12.html
ストーリー攻略 第1章 初めてのリヴィエール 第2章 メルヘンの国リリス 第3章 《キャンディと星の海》 第4章 デザイナーのお茶会 第5章 風雲急を告げるお茶会 第6章 花畑の邂逅
https://w.atwiki.jp/raidou_yaruo/pages/122.html
/ i ! \ ヽ、 ヽ ヽ、 \ ヽ. / l l ト、 ヽ、 iヽ ! i 、 ヽ、 i / ト、 ヽ ヾヽ ヽ l ヽ l ! i ヽ l、 i l l ヽ \ ヾヽ ! i ! i l l ヽ l! l l ト、 \ ヽ、 \ヽ、 i ! 、 l ! i |、 ! ト、 ! l i ヽ ヽ、 \ヽ \`ヽl i、 ヽ ! i l l ! i l`ヽ l i ト、ヽ \ 、\ ヽ、 ヽ li、 ヽ i l l ト、 ! l、 l i ! l i ヽ ヽ、 \ 、 ヽ、 ヽ 丶、 \ヽi l i il iヽ l ! l l /! i l \ ヽ、 ヽ ヽ \ ト、 ,.‐'"_,.ィ、!l l l i l !i ト、 i l ノ!l l ! 卜、 ヽ \ ヽ ヾ く_,.r'少'ヽi!i l i l i il i ! l i ! i l i-‐ヽ ヾ、ヽ、ヽ !゙ヽ´ li ! l i l l! l i l l i l ヽ ヽ辷エメ、\ ヾ`ヾ、 ゙ヽ !l i l ハ i l i ! l ハ 、 ヽ \ ヽ i !l /r'! l i l i リ i \ヽ、ゝ !l i !l | li l i l ノ ! lヾ.ヽ 、 - i ! リ リノ!ハ l i l i ! i\ ` iノ ソ i! j-┴-‐‐‐‐--、 l!i l ! |ヽ、 -‐'二 ̄ ,/-‐'´ ̄ `! !l i i !\、 ,.イ l_ l! iハ! iノ ヽ、 ,.ィ | iヘ _,.-‐‐''´ ̄  ̄=‐‐‐-- 、_ ` ┬‐'' l i ! / ,.-‐'`ヽ、 r‐‐‐''´ ̄ ヘ | ! l / / / _,.-'" `i lr‐、 ! l ヽ、 / / / / l _,イ i /,.ハ i `y' / / / ,.r'´ ! __,.ィ'´イリ l レ' ! ノ /i / / / / i ,.ヘ l /´ ̄ // ノ /゙ヽ. / l ー/ / / / / / / l / ! i i 魔人:夜神 月(AA出典 DEATH NOTE:同名) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ファントムソサエティの幹部。 死神使いとして高名なダークサマナーであり、天海市で実施されるファントムの計画から、 日本屈指のサマナーである葛葉やる夫と葛葉ゲイリンを引き離す作戦の実行者。 長門有希を葛葉やる夫に始末させるよう仕向けたのも、その非道ぶりで葛葉の耳目を自分に 引き付ける策の一環。押し付けられたこの作戦を隠れ蓑に、組織に隠れてインデックスを捕らえ、 その力で魔王モトという強力な手駒を手に入れ、触媒となったインデックスを殺す事で対消滅に出現 する筈の抑止力の出現も回避しようというのが真の計画。 ルルーシュ・ランペルージに請われ彼の目的にも協力している。あくまで利害の一致で利用する だけのつもりだったが、彼自身知らずルルーシュとの情に絆されている面もある。 近接武器として、メガスドレパノンという死神の大鎌を所有する。(2~3スレ目より) ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/dq73ds/pages/6.html
ボス攻略 ここでは、難敵の攻略法を簡単に述べていく。 ボス攻略デス・アミーゴ(過去オルフィー) どうくつまじん(過去グリーンフレーク/沼地の洞くつ) イノップ&ゴンズ 2戦目(過去ダーマ/牢獄へ続く洞くつ) 決闘場6連戦(過去ダーマ/決闘場) アントリア(過去ダーマ/ダーマ神殿) ダーマの山賊4人組(現代ダーマ/ダーマ南の廃墟) セト(過去砂漠/魔王像) グラコス(過去ハーメリア/海底神殿) ヘルクラウダー(過去聖風の谷/リファ族の神殿) オルゴデミーラ(過去魔空間の神殿) オルゴデミーラ(現在ダークパレス) 神さま デス・アミーゴ(過去オルフィー) 強力な攻撃と2回行動が脅威。 NPCのきこりも攻撃・やくそうでの回復をしてくれるがあくまでランダム。 更に「まぶしい光」でダメージソースになるであろうキーファの火炎斬りが成功しにくくなる。 ルカニ、ラリホー有効。回復と防御、うまく駆使して戦う。 呪文が使えるようになり、ラリホーが効くためPS版より弱い。 どうくつまじん(過去グリーンフレーク/沼地の洞くつ) おともでルカナンを唱える「踊る宝石」が2体。 どうくつまじんが偶数ターンは2回行動になるので、偶数ターンは場合に応じて防御。 最大MPが低いので、MP切れでベキラマを撃てなくなるまで防御という手も。 イノップ&ゴンズ 2戦目(過去ダーマ/牢獄へ続く洞くつ) 痛恨が痛い。レベルや装備によっては運ゲー。 マリベル…みかわしの服装備して先頭に立たせ防御、主人公…攻撃、ガボ…奇跡の石を持たせ「いのちをだいじに」、が定番。 NPCはカシム。イノップはマヌーサにしてくるので、さっさと倒したい。 イノップさえ倒せればあとはカシムに任せて防御と回復に専念すればよい。 まだらくも糸があれば動きを止められる事もある。ゴンズのほうが効きやすい。 決闘場6連戦(過去ダーマ/決闘場) 回復無しの6連戦。NPCはザジ。 マヌーサやラリホー、眠りの杖などを駆使していけば怖くはない。 ただし、レベルが低いと苦戦する可能性もある。 ファイナルバトルのネリスはMPが低いのでヒャダルコを防御で耐えしのぐのも有効 アントリア(過去ダーマ/ダーマ神殿) 眠り有効。まともに戦うとしんどい。 NPCのフォズの会心が強力なので、人によってはフォズ様々で呆気無く終わるパターンも。 ダーマの山賊4人組(現代ダーマ/ダーマ南の廃墟) PS版で最も全滅したプレイヤーが多いと思われる。 一人の戦闘力も高い上に、使ってる技がいやらしい為、連携プレーをかまされて全滅する。 全員に共通するのはマヌーサとルカニが利く点。HPも200前後。 眠りは4体中3対有効。 レベルも大事だが、職業の熟練度を上げる事も重要。勝てないなら最初の職を熟練度5ぐらいまで上げてみよう。俺TUEEEEしたいなら、ひつじかぞえ歌連打やイオラいなずま連打でok セト(過去砂漠/魔王像) みなごろしが脅威。今回は自滅しない仕様なのでより厄介。 ルカニで守備力を下げて物理攻撃を仕掛けてくるだけ。 パーティーのHP・守備力が引くと苦戦しがち。 みなごろし以外は一人だけを集中して狙うので、そのキャラにスカラを使ってやると良い。 グラコス(過去ハーメリア/海底神殿) ダーマ山賊と並ぶトラウマの一匹。 大人の事情で「つなみ」が「ハリケーン」に変わってしまい、ただでさえ強いのに更に強化された。 HPも高いので、長期戦になってしまう。全員が回復役を兼用しながら地道に攻撃していく。 ヘルクラウダー(過去聖風の谷/リファ族の神殿) かまいたちと真空波で確実にパーティーにダメージを与えてくる。 こいつ一体なら回復を怠らなければ何とかなるが、問題はこいつが呼ぶベビークラウド。 ラリホーで眠らされて回復が狂って、壊滅というのがありがち。 さっさと倒すか、マホトーンで無力化にしておく。 今まで主力で居ただろうマリベルが抜けてアイラが加入した事によって結果的にパーティーが弱体化してしまっている。相対的に強く感じるのもしょうがない。(こいつ自身も充分強いが) オルゴデミーラ(過去魔空間の神殿) 第一形態はある程度のローテーションが決まっている。 ベホマだけで無く、ベホマラーまで覚えている。更にザオラルでは無く、ザオリクを覚えていると一気に戦闘が楽になる。 突進も含めて2回行動されると200近くは削られる為、それに耐え切れるだけのレベルとHPが欲しい。 オルゴデミーラ(現在ダークパレス) 神さま いてつく波動でマジックバリアを消し、ステテコダンスや一発ギャグで足止めし、怪しい瞳で回復役を眠らせ、対処不能になったところでジゴスパークや煉獄火炎を放つ。 無限連続行動はなくなったっぽい。 呪文特技が揃っていてレベル45ぐらいあれば勝てるが、その一方でレベル99のパーティーでも何もさせてもらえない状態にされ全滅することも。 PSほどマジックバリアは効かない。 モンスター職で一回休みを回避するという手もある。プラチナキング、エビルエスターク、デスマシーンなど。 怪しい瞳対策はAIキアリク。出来れば全員覚えておく。 あれば「しょうかん」か「げんま召喚」で弾除け要員を呼ぶといい。 あとは可能な限りの高火力技を叩き込む。ご褒美狙いなら「爆裂拳やアルテマソードは趣味じゃない」とか贅沢言わない。
https://w.atwiki.jp/megatenroyale/pages/197.html
101話 サマナーと愉快な仲魔 彼女はとても上機嫌で、誰かと話したい気分で、ついでにと言っては語弊があるが情報を求めていた。 そこにたまたま通り掛かったのがその悪魔だった、ただそれだけの事。 格段の意図もなく、善意も悪意もなく、偶然出会った悪魔と人間。 そんな時の人間の反応はいくつかのパターンに大別できる事を、その悪魔も知っていただろう。 怯えて逃げるか、戦う気で武器を構えるか、交渉しようとしてくるかだ。基本的には。 だから驚いたのだろう。 「あら、可愛い」 「ウォー! 何するのチミ!」 出会い頭に悪魔をひょいっと持ち上げ、抱き締める人間など普通はいない。 というか、そんな危険な事を普通はしない。 ただ彼女は普通ではない状態で、それが普通でない事を忘れていた。 悪魔がどんな反応をするか予測もしていなかったし、何も期待していなかった。 抱え上げた悪魔がじたばた暴れ出して初めて、彼女は交渉が始まっている事に気付いたのだった。 「うーん、手触りもいいわね。連れて歩くには丁度いいかしら」 「聞いてないね、ボクの話。ダメダメちゃんだね、チミ」 異界化した空間に現れる、主を持たない悪魔。 それはつまり多くの場合、マグネタイトを得るために人間を襲う気満々な存在である。 言葉は通じたとしても悪魔との交渉は人間とのそれとは違う。 彼等は狡猾で欲深く、気紛れで残酷なのだ。 どんなに愛らしく見えても悪魔は「悪魔」である。悪の名を冠しているのは伊達ではない。 歴戦のサマナーたる彼女はそれをよく知っている。弱い悪魔が相手でも気を抜いてはならない事も。 人間と悪魔が出会えば、戦いであれ交渉であれ、そこには一瞬の油断も許されない駆け引きが生まれる。 ただ―― 「そんな事言わないで仲良くしましょうよ。チミ」 彼女、ナオミは駆け引きに必要な冷静さとは程遠いほろ酔いの幸せ気分で悪魔を抱き締める。 「あれれ? ボクにフォーリンラブ?……ドゥフフ」 その悪魔は、図らずもナオミの胸に顔を埋めた形になって、彼女に負けず劣らず幸せそうだ。 ――この出会いに限っては、例外かも知れない。 「あなた、モコイね。何でこんな所にいるの?」 廃工場の床に、やっと抱擁から解放された悪魔がだらしなく座っている。 その前に杯を置き、蜂蜜酒を注ぎながらナオミは訊ねた。 「実は、ボクもよく分からないんだ。ドントノー」 一見すると子供が粘土で作った人形のような不格好な悪魔が、手をひらひら振りながら答える。 適当に作った粘土細工みたいな顔をしている割に、物腰のせいか豊かな表情があるかのように思える。 「あ、もらっちゃうね。ありがと。イケてるね、チミ」 指のない手で意外に器用に杯を取り上げ、モコイは蜂蜜酒を口にする。 傍らにはブーメランが置いてある所を見ると、これも手に持って使えるのだろう。 しかし、この生き物に酒を飲めるような器官があるのだろうか。いや、生き物じゃなくて悪霊だっけ。 モコイが奇妙な仕草をするのがいちいち面白くて、ナオミはその度に笑い声を上げた。 「じゃあ、あなたも知らない内に連れて来られてた口かしら。私と一緒ね、チミ」 真似ている間に楽しくなってしまって口調が伝染っているが、いい気分のナオミはそれを自覚していない。 素面の時の彼女なら、間違ってもモコイの真似はしないだろう。 「いやあ、最近忘れっぽいんスよ。ボク」 杯の中身を飲み干して、悪魔は足を投げ出して座ったまま胸を張る。自慢にも何にもならないのだが。 「ああ、そうそう。メイドさんにドキドキだったね」 「メイドさん? 会ったの?」 「ここに来る前にね、召喚された時。もうメロメロだよ」 召喚とメイド。二つの単語がナオミの中で結び付きかける。 ここに来る前に召喚されたという事は、モコイは別のどこかから召喚されてこの廃工場に放たれたのだ。 サマナーに使われている訳ではなさそうだから、放たれるために召喚されたと考えていいだろう。 とすれば召喚したのはゲームの主催者か、その配下である可能性が高い。 そしてそこに居たというメイド。悪魔の扱いに長けた誰かに仕えている? 何か心当たりがあるような気がするが……思い出せないので、諦める事にした。 何と言っても今は、愉快な新しい友人と美酒を酌み交わしている最中だ。考えるのは後でもできる。 「ねえ、私と一緒に来ない?」 好きな食べ物はとかペットを飼うなら何かとか、取り留めのない話をしながら杯を数回空にして、ふとナオミは思い出す。 畳んだまま持ち運んでいた日傘。そういえばこれはCOMPで、これがあれば悪魔を仲魔にできる。 普段使っている召喚魔法とは勝手が違うものの、使いこなせる自信はあった。 「そうだね。気前いいしね、チミ。仲魔になればボクも幸せ。ランラン」 酒に酔うような身体構造をしているのかどうかは甚だ疑問だが、モコイも既に上機嫌のようだ。 「おっけぃ。知ってると思うけど、ボクはモコイ。もうチミの仲魔」 「私はナオミ。コンゴトモヨロシク、ね」 「そして、ボクの希望。行きたいね、イスタンブール」 「いいわね、その内行きましょうか。食べたいわ、本場のドンドルマ」 サマナーと悪魔は硬く握手を交わした。……というか、ナオミがモコイの手を握り込んだだけだが。 モコイはここに連れて来られた経緯こそ理解していなかったが、廃工場の構造はそれなりに知っていた。 ナオミに出会うまでうろうろしていていて道を覚えたらしい。 ぐにゃぐにゃした奇妙な動きで先導するモコイの後をついて歩くと、出口はすぐだった。 「どう、役立つでしょ、ボク。あ、ホメなくてもいいっスよ」 モコイは誇らしげに胸を張るが、何の事はない、単に元々出口が近かっただけである。 無駄に迷わずに済んだのはモコイのお陰かも知れないが、酒盛りをしていた分、時間は余分に掛かっている。 が、今のナオミはそんな細かい事を気にしてはいない。 「うーん、風が気持ちいい……」 朝の微風を浴びて伸びをする。何せ酔っ払った頭で制御室のレバー相手に悪戦苦闘し、薄暗い廃工場から出てきた後だ。 外の空気と風がとても快く感じられる。この同じ街で殺し合いが行われているとは思えない程に。 「これから、どこ行くの。チミ」 「そうね……尋ね人がいるんだけど、闇雲に探しても仕方ないし。まずは情報収集」 まだ酔いは醒めていないが、冷静さは多少戻ってきた。……ような気がする。 制御室で聞いた放送では、レイ・レイホゥの名前は呼ばれなかった。 当然だ、そんなに簡単に死ぬ女ではないのだから。勝手に死なれても困る。 見付け出して、この手で止めを刺すまでは。 そして異界に多くの人々を呼び集めたゲームの主催者。こちらについても情報が欲しい。 ザックから地図を取り出して広げた。 ナオミが手で持つ高さだと見えないらしく、後ろでモコイがぴょこぴょこと飛び跳ねて覗こうとする。 「この近くには……シーサイドモールに、警察署。行ってみる価値はありそうね」 地図を畳んでザックに戻す。さて、行き先はどこにしようか――。 【時間:午前8時】 【ナオミ(ソウルハッカーズ)】 状態 酔い(Happy)、エストマ 武器 なし 道具 日傘COMP 黄金の蜂蜜酒 酒徳神のおちょこ 仲魔 夜魔モコイ 現在地 廃工場外 基本行動指針 呪印を無効化する 情報を集める レイホゥを倒す Back 100 Next 102